フリーランスのライターが「バズる」と
「焼き肉ピラフと母」のツイートをしてから1日経った、2017年10月14日朝6時。
いつものように布団の中で、Twitterをみると通知の欄が「+20」と表示されていました。
(20以上の通知は「+20」と表示されます。)
お母さんが作ってくれるスパイスが効いた焼肉ピラフが大好きやった🍗
— 早川つかさ@フリー (@hy0520__) 2017年10月13日
一人暮らししてから食べることがなくなったから
先日「久しぶりにお母さんの焼肉ピラフ食べたいな」って伝えると
本日ラベルに「焼肉ピラフ」って書かれたものが大量に届きました。
24年間信じてたお母さんの味とは。 pic.twitter.com/BfusACjizm
バズる予兆
最初に、正直な感想をお伝えすると「まさか、このツイートがバズるなんて…」。
予兆なんて全くありませんでした。
2017年10月13日前までは「リツイート27・イイネ63」が最高数値。
私のツイートはいわゆる「意識高い系発言」と「ブログ」に関してのツイートが大半を占めています。
その中で、時たま呟く「日常系」。
「焼肉ピラフと母」を呟いた10月13日。
その日は、「焼肉ピラフと母」には「10件のコメント・80リツイート・100イイネ」ほどでした。
そこから「バズる」ことになった要因は、フォロワーが多い「インフルエンサー」がリツイートをしたことだと考えています。
ただ、その「インフルエンサー」の方を特定することはできませんでした。
「焼き肉ピラフと母」のツイートは「意識高い系発言」と「ブログ」に関してのツイートなんて、蹴散らし
ツイートしてから、約60時間後…
「120件のコメント・4万リツイート・6万イイネ」(2017年10月17日現在)を達成しました。
バズったときに、もらえた反応(まとめましたが、この項目内容盛りだくさんです)
まず、同じ経験をした方に出会いました。
どうやらこのバズったツイートは「家庭あるある」のようです。
似たような経験があり思わず笑いました。
— ボンド@趣味垢 (@BS_Wbrave) 2017年10月15日
「お母さんの海老フライ」と思い込んでいたものが、近所のスーパーに売られている冷凍の商品でした。今思えば一口サイズに整えるのがうますぎた気も…笑
お母さんの海老フライが食べたいと言った後の「あれ私の海老フライじゃないよ」は忘れられぬ一言です笑
次に、ギャグもゲットしました。
「チルドをチルドレンが食べる」などをおさえ、
最も人気の高いギャグは「『袋』の味は『お袋』の味」でした。
FF外から失礼します
— とびぬこ (@tobinuko) 2017年10月15日
それが本当の お『袋』の味 です。
FF外から失礼しました
「母のピラフが商品化した説」を推してくださる方もいました。
お母さんが商品化したのかぁ(ピュア https://t.co/jNPMEHdrNA
— Shinya's Studio (@shinyasstudio) 2017年10月17日
「母の焼肉ピラフ」で「好きな人の香り」まで連想してくださった方も。
あぁ…ぼくもずっと付き合ってた人の、匂いまで好きだったから運命かなとか思ってましたが
— 嶋津タケル (@lifesong1000) 2017年10月15日
柔軟剤の匂いだったって気付いた時に運命でもないかなって思いました… pic.twitter.com/j8a4yTHfeN
こんなご意見も頂きました。
たしかに…「どうやって作ってるん?」と、聴けば良かったです。
24年間、お母さんが焼肉ピラフ作ってる時に手伝ったりそれを教えてもらおうとしたりはしなかったんですか()お母さんがこの焼肉ピラフって書かれた袋を捨てた後のゴミ箱を一度も見たことなかったんですか()と考えると日常についてツイートしてるようで実に非日常やなと感じてしまうよね。 https://t.co/d8pca7ZmSp
— 決算ダービー (@KessanDerby) 2017年10月16日
ついに「焼き肉ピラフ」を販売している方にまでたどり着きます…!
全然関係ないけど、顔文字が可愛い…。
はじめましてこんばんは(❁´ω`❁)
— のちこ@ご機嫌ダイヤモンド (@nochikoMK) 2017年10月15日
わたしが働いてる会社で扱っている商品なので思わず引用RTしてしまいました←
さらには「焼肉ピラフ」を販売している会社に…!
そして、売り切れに。
Amazonの自社出品在庫、売り切れた・・・。本店にはまだ少しだけある。https://t.co/Y5y4If4cxN https://t.co/dE2HE5HOvX
— TOSHO MART 業務用通販 (@toshomart) 2017年10月16日
フリーランスのライターがバズる
フリーランスのライターが6万イイネ以上「バズる」とどうなるか。
大きく分けて3点のイイことがあり、2点のワルイことがありました。
イイこと
・固定ツイートにしていた「ブログ」のpvが2倍に
・リプ&引用リツイート全てに返信すると、知らなかった世界(冷凍食品会社や世界の食事情・誹謗中傷)に出会える
・教育関係者の方からフォローを頂く(私も元教員)
@hy0520__ 初めまして、焼肉ピラフにめっちゃつられたのと、自分も関西で教育関係の仕事してるので思わずフォローさせて頂きました(∩´∀`)∩
— dai先生 (@Alstroe0929) 2017年10月15日
ワルイこと
・普通に傷つくことを言われる
・リプ&引用リツイート全てに返信すると、膨大な時間を消費する
「ライターの書くことが本当のこととは思えない」といった声も頂きました。
ですが、最も多かった意見は
「冷食」=「生活を効率化できるもの」を利用して得られる「時間短縮」や「精神・体力面が健康になれる」は素晴らしいものである
「効率化」=「幸せになれる」というもの。
「冷食なんて悪!!」という方は1人もいません。
「世界って優しいなあ」と、思い温かい気持ちになりました。
何故、バズったか
理由はこれに尽きます。「運」
私がバズった理由は99%「運」と言い切れます。
来月あたりに運がつき、財布を落とすんじゃ…。
残りのたった1%の理由は「伝えたい思いを『考えてつぶやいて』いた」からです。
ライターとして、Twitterのつぶやきは大切な「アウトプット」の時間にしています。
日常のつぶやきであっても「何気なく」つぶやかないように心掛け、
「文章の書き方や、余白の入れ方、写真の見せ方など、できるかぎり「伝える」ことに重きを置いて『考えて』呟く」
「伝えたい思いを考えて呟く」尊敬しているフリーライターの方も、漏れなくしていらっしゃることです。
そんな、尊敬するライターの方を見習い
「母と焼肉ピラフ」ツイートも、内容は「何気ない」ものですが、
内情は「さり気なく」テンポ良く読めるように「考えて」つぶやきました。
バズると、最高
結果的に、「バズる」経験は最高に楽しかったです。
例えるなら、ジェットコースターにのっているようでした。
ユニバの「ハリウッドドリーム」のよう。
一瞬の爽快感と、楽しさと、興奮と、怖さ。まさに「ハリドリ」。
そして
個人的に1番うれしかったことは、大勢の方にブログを読んで頂けたことでした。
今回の出来事で
どういう形であれ「バズれば」
本当に伝えたいことを伝えることができる「チャンス」をゲットできると、思いました。
・リプ&引用リツイートのリンクの方々には、許可を頂いております。皆様、お優しい…。
・業務用ネットスーパー 東商マート様が「おいしい焼肉ピラフの食べ方」と「焼肉ピラフと母」のツイートについて触れてくださいました。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
次の更新はたぶん明後日10月19日の19時ごろ。
明後日の記事テーマ「フリーランス4か月目の全部」